スタッフコラム

給与から控除されるもの 給与計算のキソキホン Part 3

 

こんにちは、広報部新設、広報部長任命を日々懇願するも上司にスルーされ続けているキャリアウーマンです。笑

 

こう見えて、意外と料理ができちゃう系キャリアウーマン、小西

毎食必ず自炊しています。

そう、意外と料理が得意なんですね!!!!笑

ちなみにベーカリー(パン焼器)を持っているので、朝食のパンやピザも自分で焼いていますよ!

 

以上、小西のジーエーピー(GAP/ギャップ)PRでした!!!笑

 

 

私が料理をする上で気にかけているのが栄養のバランスです。

中でも野菜についてはespecially(特に)に気を遣っています。

 

ところで!!!!

このコラムを読んでくれているそこのあなた――

成人の「1日あたりの野菜の目標摂取量」何グラムか知ってる????

 

―――― 35億

 

ちゃいますよ!!!!

350g以上!です!!!!!笑

 

ちなみに果物の1日あたりの目標摂取量は1日200g以上と言われています。

これから旬の秋野菜の栄養素をちょこっとご紹介しましょう!

 

  • しいたけ

しいたけなど、きのこ類に多く含まれているβグルカンは、動脈硬化や糖尿病、がんなどの生活習慣病の予防に役立つと言われています!

免疫力を高めコレステロール値や血圧の上昇を抑えたり、食後の血糖値の上昇を緩やかにしたりする効果があるんですね。

 

  • れんこん

みかんの1.2倍に相当する量のビタミンCが含まれていて、免疫力を高め風邪を予防する効果やがんなどの生活習慣病を予防する効果があるとされています。

 

  • さつまいも

さつまいもは、ビタミンC・Eを多く含むためメラニン色素の沈着を抑え、シミやソバカスを防ぐ効果があります!夏の日差しで紫外線を浴びた肌に効果的ですね。

また不溶性食物繊維であるセルロースを多く含むため、整腸作用があり、大腸がんの予防にも役立つとされています!

 

  • かぶ

かぶは葉と根の部分で異なる効能があります。

葉はビタミンA、ビタミンCなど栄養素を多く含み、免疫力を高めるはたらきがあり風邪の予防や疲労回復の効果があります。

根はアミラーゼという消化酵素を多く含むため、胃もたれや胸やけを解消する効果や整腸効果が期待できます!

 

秋野菜、栄養満点ですね!!!!

 

ちなみに野菜は緑黄色野菜と淡色野菜に分けられ、

緑黄色野菜は120g以上、

淡色野菜はきのこ、海藻類と合わせて230g以上

が目安と言われています!

 

緑黄色野菜、淡色野菜のバランスも大切なんですね!!

 

みなさんは、野菜をきちんと摂れていますか???!!!

350gというとイメージしにくいかもしれませんが、目安は毎食1~2品、1日5品以上だそうです。

 

「野菜は調理するのが面倒・・・」

「メニューが思いつかない・・・」

と思ってしまう方が多いかと思います。

 

私も忙しいときには電子レンジやトースターなどをフルに活用してトースターで野菜炒めやグリル野菜を作ったり、電子レンジを使ってコールスローや和え物を作ったりするなど、時短で簡単にできる方法で工夫して野菜を調理しています!!!

 

時間がないときはサラダにしてもいいかもしれませんね!

 

健康な体は一日にして成らず!

おかげさまで、かれこれ3~4年は風邪を引いていない気がします!!!!

 

やはり、健康で丈夫なからだづくりにはバランスのとれた食生活を日々心掛けることが必須ですね!!!!

 

 

さて、本題に入っていきましょう!!!!!

今回は給与計算シリーズ第三弾です!!!!

 

おさらいになりますが、給与の支給額は下記の算式にもとづいて算定されますね!

 

今回そして次回のコラムでは、「控除項目」にスポットを当てていきます!

 

賃金は本来、全額を労働者に支払わなければならないという原則があります。

しかし、例外として法律で控除してもよいと定められている項目(法定控除項目)と労使協定で社宅家賃や互助会会費などの控除について規定している項目は控除が認められています。

 

今回お話させていただく「法定控除項目」は、

①社会保険料

②各種税金

の2つに分けられます。

「給与計算シリーズ第三弾」では、①社会保険料について見ていきましょう!

 

社会保険料の種類とそれぞれの算定方法は下記のようになります。

 

1.健康保険料

健康保険には、大企業等が企業ごとに運営する「健康保険組合」や中小企業等の従業員やその家族が加入する「全国健康保険協会(協会けんぽ)」などがあります。そのほかにも、医師や弁護士、土木建築業等の同業の事業者が事業ごとに独自に運営している「国民健康保険組合」などがあります。

「健康保険組合」や「国民健康保険組合」は、組合ごとに保険料の計算方法が異なります。一方、「全国健康保険協会(協会けんぽ)」は、都道府県ごとに保険料率が異なり、全国健康保険協会HPにて保険料率を確認することができます。(表1参照)

なお、「全国健康保険協会(協会けんぽ)」の健康保険料率は毎年3月に改定されるので注意しましょう!

 

(表1)平成29年3月分(4月納付分)からの健康保険の保険料額表(大阪府)

(全国健康保険協会HPより抜粋)

 

2.厚生年金保険料

厚生年金保険料は、上記の健康保険料と同様に標準報酬月額に厚生年金保険料率を乗じて計算されます。日本年金機構のホームページ上に掲載されている厚生年金保険料額表(表2参照)にて保険料を確認することができます。

なお、厚生年金保険料はこの9月から保険料率(9.150%[折半額])が固定されることになりました。

 

(表2)平成29年9月分(10月納付分)からの厚生年金保険料額表

(日本年金機構HPより抜粋)

 

3.介護保険料

介護保険料は、満40歳に達したとき(40歳の誕生日の前日が属する月)から徴収が開始されるので、給与から控除します。また満65歳に達したとき(65歳の誕生日の前日が属する月)以降は老齢年金等から控除されるため、給与からの控除は必要ありません。

なお、介護保険料は標準報酬月額に介護保険料率(0.825%[折半額/平成29年3月改定時])を乗じて算出します。

 

4.雇用保険料

雇用保険の加入条件は、

 ①1週間の所定労働時間が20時間以上であること

 ②31日以上の雇用見込みがあること

の二要件であり、いずれの条件にも該当する場合、原則として被保険者となります。

 

新規に従業員を雇用した場合、事業所の所在地を管轄する公共職業安定所に届け出を行う必要があるので、忘れずに行いましょう!

雇用保険料は業種によって異なる雇用保険料率を給与の総支給額に乗じて算出します。なお、雇用保険料率は毎年4月に変更されるので、給与計算時には注意が必要ですね!

 

(表3)平成29年度の雇用保険料率表

(厚生労働省HPより抜粋)

 

 

いかがでしたでしょうか???

給与から控除される社会保険料について理解できましたか???

 

次回の「給与計算のキソキホン Part4」では、控除項目のうち「各種税金」についてお話させていただく予定です!!!

 

乞うご期待!!!

 

以上、キャリアウーマンでした!